嵌頓包茎について

嵌頓包茎(かんとんほうけい)とは真性包茎で包皮輪(包皮口)が狭く、包皮を無理に翻転させて亀頭を露出させた状態で勃起してしまうと血管やリンパ管が狭い包皮輪に絞めつけられて循環障害を起こしてしまう症状。
反転した包皮が浮腫んで腫れ上がってしまい、亀頭は赤紫色に腫れあがり、放置しておくと絞扼部で皮膚が炎症を起こして亀裂を生じ、腫脹が増大して激しい痛みを伴います。
最悪の場合は患部が壊死してしまいます。
(嵌頓:もとに戻らない)

 

女性が自分の指輪が抜けなくなって浮腫んでしまう状態のもっと緊急で深刻な状態といえるでしょう。

 

そもそも包茎の種類は2種類で、真性包茎と仮性包茎でペニスに被った包皮を捲れる(仮性)か捲れない(真性)かです。

 

そしてこちらのカテゴリーの嵌頓包茎(かんとんほうけい)というと、自分では剥くことのできない真性包茎の人がなってしまうかもしれない症状の一つなのです。

嵌頓包茎になる原因

嵌頓包茎(かんとんほうけい)になってしまう原因として最も考えられるのは、真性包茎でも包皮と亀頭が癒着しておらず、剥けそうで剥けないような状態で「包茎を治したい」という思いから無理に剥いてしまったことにより起きてしまうことが多いようです。

 

そして包茎を治したい気持ちと、痛くてもそのままにしておけば包皮口広がるかもしれない期待と包茎であることの恥ずかしさが嵌頓包茎の症状を悪化させてしまうようです。

 

また恥垢などを取り除くためにお風呂などでペニスを洗っている際に事故的に剥けてしまうこともあるようです。

 

嵌頓包茎は包皮口が狭いために陰茎を絞めつけ循環障害を起こしている状態です。

 

 

とにかくもしなってしまったら、ほったらかしだけは避けるようにしてください!
事態は悪化するだけです。

 

嵌頓包茎の治療法

もし嵌頓包茎(かんとんほうけい)になってしまった場合、まずどう処置すればいいのでしょうか?

 

選択肢は2つです。

 

一つ目

 

早期の場合に限るのですが、絞扼が起こった際には速やかに用手整復(ようしゅせいふく)を試みることです。

 

お風呂などでゆっくり無理せず手の平でペニスを握り(支え)ながら亀頭を親指で押さえて人差し指と中指で捲れた包皮をゆっくりと元に戻します。決して無理に戻さないようにしてください。

 

 

2つ目

 

もし嵌頓包茎(かんとんほうけい)になってしまいかなりの時間が経過して浮腫んで腫れがひどくなってしまっっていたら、迷わずすぐに泌尿器科に行って治療を受けて下さい。

 

浮腫んで腫れあがった部分を消毒した後、注射針で数箇所刺して滲出液を圧出して腫脹を取り除いた後再び用手整復を試みます。

 

それでもダメなら手術を行わなくてはいけないのですが、先ずは絞扼(こうやく)部分の包皮を切開し、浮腫みを取ります。

 

浮腫みが改善した段階で包茎の手術(環状切開術)が行われます。

 

長時間経過したものでは包皮背面切開術を要します。

 

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包茎の悩みは泌尿器科で受診、相談してみることも良いかもしれません。
しかしながら包茎というセンシティブでデリケートな問題だからといってプライバシーまではあまり考慮されません。
他の患者さんに混じって診察を受けることになります。

 

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無料カウンセリングを受けたから必ず手術しなくてはいけないわけでもありません。

 

一人で悩んでも何ひとつ解決するわけではありません!

 

まずは専門家に聞いてみることも包茎の悩みから解放される手段のひとつでしょう!

 

 

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